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【BEAUTY THE BIBLE第7回】コンシーラーで素肌が輝くパリジェンヌ風抜け感メイクの使用商品と手順

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Amazonプライムビデオで独占公開中の美容・コスメ×HOW TO×トーク番組BEAUTY THE BIBLE

第7回の放送は、「コンシーラーで素肌が輝くメイク」がテーマ。

MCを務める田中みな実さん、福田彩乃さん、わたなべ麻衣さんと一緒に、ゲストのヘア&メイクアップアーティスト・Eitaさんからコンシーラーで作る3Dメイクについて学びます。

 

パリコレでも活躍!コンシーラーの魔術師Eitaさん

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ナチュラルメイクが流行っている近年。

ファンデーション厚塗りより、コンシーラーでカバーしてファンデーション最小限が主流だとMC3人は話していました。

コンシーラーを使って素肌を活かしたメイクを生み出したのがパリコレをはじめとして海外でも活躍するヘア&メイクアップアーティストのEitaさんと言われているそうです。

 

パリジェンヌがおしゃれな秘密

パリで20年ほど仕事をしてきたEitaさんは、パリジェンヌはずぼらで不器用だけど自分を演出することに長けていると話していました。

パリジェンヌはそれぞれのスタイルを持っているとのことでしたが、それは自分の個性を最大限に活かすための最小限のテクニックを持っているというところから来ているようです。

 

肌の白さが美しさとされるアジアに対し、ヨーロッパは肌がどれだけ潤っていてキメが整っているかが美しさの基準。

その日の肌に何が必要かを考えてメイクをしている傾向があるようです。

肌の調子は毎日変わってくるのに日本人は毎日同じような手順でメイクしているが、その日の調子に合わせて必要なことを必要な日にやるといつも綺麗でいられるとEitaさんは話していました。

 

また日本人は顔を二次元で考えているのに対し、ヨーロッパは3Dで考えているそうです。

どこに影を作ったら美しく見えるか、どこにハイライトを入れたらより彫りが深く見えるかでメイクをしているとのこと。

ヨーロッパの人は大胆かつ手抜きが上手いからこそ抜け感が出ておしゃれ感に繋がっているのではないかとEitaさんは考えているそうです。

 

Eitaさんのコンシーラーの使い方

最近になって使われるようになってきたというコンシーラー。

使い方に自信がないという人もいるのではないでしょうか。

コンシーラーの魔術師のEitaさんが使い方やポイントについて説明してくれました。

 

コンシーラーの基本的な使い方

  • 目の周り、口の周りといった動く箇所には柔らかいリキッド状のものを薄く
  • ニキビ、シミ、肝斑は硬めのものでピンポイントで隠す

という2種類の使い方に分けられます。

色はクマやくすみといったブルー系に対応するなら黄色人種のアジア系の人だとイエローやオレンジ系がおすすめとのこと。

 

クマを隠すときですが、コンシーラーをべたっと三角につけてしまうと時間の経過とともに瞬きでヨレてきてしまうそうです。

クマは下まぶたの膨らみと頬の膨らみの間に血管が透けてブルーがかって見えるものなので、筋で消してトーンアップさせるだけで解消できると話していました。

 

目尻のくすみや色ムラも柔らかいコンシーラーをピンポイントで塗ることでトーンアップし、顔色が明るく見えるそうです。

また、ほうれい線は頬の膨らみと口周りの膨らみとの間のくぼみをトーンアップして膨らませて見せることで消すことができるとのことでした。

 

コンシーラーを使うときのポイント

コンシーラーはトーンアップに使いたいので肌より暗い色ではなく、1~2段階明るめのものを選ぶのがポイントだそうです。

塗り方のポイントとしては、ピンポイントだけ置いて塗ったところと塗ってないところの境目をぼかすことと言っていました。

コンシーラーを塗るときに広がってしまうと、顔全体をコンシーラーで仕上げたように見えてしまうとのこと。

 

コンシーラーで素肌が輝く抜け感メイクの手順

Eitaさんが紹介してくれたのは、少ないアイテムと手順なのにパリジェンヌのように洗練された抜け感のあるメイクでした。

 

2種類のコンシーラーでカバー

まずは筆ペンタイプと練りタイプの2種類のコンシーラーを使って肌悩みをカバーしていきます。

 

イヴ・サンローラン【ラディアント タッチ 1】

筆ペンタイプの柔らかいコンシーラーを使って顔の動く箇所をカバーします。

使うのはピンクがかった色で、手の甲で調整してから塗っていきます。

 

柔らかいコンシーラーを使う箇所は、

  • 下まぶたの膨らみと頬の膨らみの間
  • 目頭側の目の下の赤み
  • 目尻のくすみ
  • 小鼻
  • 頬の膨らみの境目
  • 小鼻延長線上の上唇の膨らみ
  • 口角下のマリオネットライン

です。

 

コンシーラーを載せたあとは中指の腹を使って境目をトントンぼかします

指は力の加減もしやすく熱や潤いが伝わってくるので最高のメイク道具だとEitaさんは話していました。

目尻は引っ張り上げながら叩き込み、小鼻も指を使いいろんな角度から置いていくイメージで馴染ませると良いそうです。

広がっていくと厚塗り感が出てしまうので注意しましょう。

 

青クマに明るめのコンシーラーは浮くのではないかとわたなべ麻衣さんから疑問が上がりましたが、ピンクが入っているコンシーラーでブルーに対応すると払拭されると答えていました。

色の掛け算ではなく、光の錯覚を利用してハイライトのようにして飛ばすと良いそうです。

Eitaさんはコンシーラーで隠すというよりもトーンアップさせるよう使っているからか、コンシーラーだけでファンデーションを塗ったようなツヤが出ていました。

 

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ニキビやシミを隠すときに使うのは肌に近い色の硬いコンシーラー。

少し幅広めの筆を使って赤みが隠れるようにトントンと載せ、塗ったところの境目だけ馴染ませます。

馴染ませるときに隠したいところを触ってしまうと、指にコンシーラーがついて取れてきてしまうので気をつけましょう。

 

小さいニキビのようにコンシーラーを上から塗るか迷う箇所は、鏡を離してみて気になった赤みを隠すと良いそうです。

赤いところを隠すと他の赤みも見えてきますが、そこも気になったら隠していきます。

 

指を使う場合は手の甲で整えてからトントンと叩きます。

ただし、コンシーラーを肌に載せるときは筆を使った方が厚みを調整しやすいとのこと。

 

肌は肌色一色でできているわけではないので点描画のようにトーンを整えるのが大事だとEitaさんは話していました。

またコンシーラーは伸びの良さと止まりの良さが大事なので自分の肌や季節に合わせて選ぶのが良いそうです。

 

パウダーでテカリを抑える

まずルースタイプのものを大きめのブラシにとり、余分なパウダーは落とします。

筆の中にパウダーを含ませるように手の平で押し込んでから、テカリを抑えたい箇所にパウダーを載せます。

 

ツヤが欲しいのは頬骨の高い位置と顎先といった光を集めたいところで、テカっててだらしなく見えるのは眉間・小鼻だそうです。

そのため眉間から鼻筋を通って小鼻にパウダーを置きます。

それ以外のところにパウダーは使いません。

 

コンシーラーを塗ったところにパウダーを重ねないとヨレるのではないかとMC陣から質問がありましたが、顔の動きを計算して適材適所のアイテムを選んでいるから大丈夫とのこと。

ベースメイクを緩めにすると手直しが簡単になるというメリットもあるそうです。

 

カーキ色のコンシーラーで影をつける

Eitaさんが使っていたのは映画用のコンシーラー。

少し暗めの黄みがかったコンシーラーでも代用できそうです。

 

小鼻の上側のくぼみに使うと小鼻がきゅっと小さく見えるとのこと。

中指の腹にとって手の甲で調整し、小さい三角形を描くように塗ります。

小鼻のくぼみとともに、眉頭の毛が生えているあたりにも同じ色で影を入れると鼻筋が通って見えるそうです。

ノーズシャドウよりもナチュラルな仕上がりになります。

 

丸顔が気になる人は、耳の真ん中あたりの高さのもみあげの延長あたりに影を作ると顔がシャープに見えるとのこと。

頬骨は耳の付け根あたりから始まるので、その下に影を作るイメージです。

 

リップは唇本来のグラデーションを意識する

メイクは引き算と考えるEitaさん。

今回は赤リップを主役にするためにアイメイクはビューラーだけだそうです。

 

赤リップは古臭くなりそうで抵抗がある人もいるかもしれませんが、塗り方次第だと話していました。

唇は上唇と下唇の合わせ目が色味が一番濃く出るところで、そこから外に向けて肌色に馴染んでいきます。

元々唇が持っているその自然なグラデーションを守れば何色を塗っても失敗しないとのこと。

 

シャネル【ルージュ アリュール ヴェルヴェット エクストレム 110】

使っていたのは少し黄みのある赤リップ。

塗り方の手順は以下のように紹介されていました。

1.ざっくりと直塗り

2.リップラインを指で叩き込んでぼかす

3.塗っていないところとの境目を綿棒でぼかす

4.上下の唇の合わせ目にリップを直接叩いて重ねる

リップラインがはっきりしていると赤リップはクラシックな印象になるので、ぼかすのがポイントです。

最初はまるで子供のいたずらかのようにざっくりぐりぐり塗るので、はみ出しすぎているところはあとから綿棒を使って取ります。

唇の合わせ目にリップをぽんぽん重ねることでぷっくり感が出るそうです。

 

シャネル【ルージュ アリュール ヴェルヴェット エクストレム 114】

モデルさんへのメイクが一通り終わったあとに、田中みな実さんが同じ塗り方でリップを塗ってもらっていました。

そのときに使っていたのは青みがかった赤リップ。

あらためて見てみると、ざっくりと直塗りする段階でははみ出ても塗れていないところがあっても全然問題ないようです。

じんわりと浮き出ているような感じで、田中みな実さんは「メンズ受けする赤リップ」とコメントしていました。

ちなみにここで田中みな実さんのキス顔も見れます!(笑)

 

毛流れを足すように眉毛を描く

眉毛は毛流れが大事なので、眉頭から眉山は下から上に、眉山から眉尻は上から下に向かって生えていることを意識しながら、まずはブラシで流れを整えます。

 

ゲラン【エクラン スルスィル】

パウダーを使って眉毛を描いていきます。

毛流れの合流地点の眉山より少し内側が色味が濃くなっているので、そこの色味を強調

するように濃い位置から描き始めるのがポイントです。

眉尻が曖昧な場合は上から下に毛流れを作るように描き足します。

眉頭側も眉山より少し内側の濃いところから描き進め、下から上に向かって毛流れを足していきます。

 

描き終わったらまたブラシで毛流れを整えると自然なアイブロウになるそうです。

毛流れが思うようにならないときは透明マスカラで形状記憶させても良いとのこと。

 

チークは指に残ったリップを利用する

先程リップをぼかしたときに指に残ったリップは、なんとチークとして頬にざっくりとつけます。

血色感が生まれてリップともバランスが取れるようです。

耳たぶにつけるのも色っぽくなるのでおすすめと話していました。

 

BEAUTY THE BIBLE第7回の感想

離れて見たときのバランスが大事で、見えないメイクはやる必要がなかったらやらない勇気を持とうとEitaさんが話していたのが印象的でした。

今回のメイクはアイメイクもビューラーだけで、手順が多くないのに本当にかわいかったです。

そのときに必要なメイクを取捨選択したからこそ生まれる魅力があるのだなと思いました。

 

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